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沖縄県立中部病院は沖縄県うるま市に位置し、救命救急センター、総合周産期母子医療センターなどの指定を受ける県下では最も規模の大きい550床の総合病院です。
特徴は1967年からスタートした米国の臨床の原則に基づいた卒後医学臨床研修事業で、2017年で50年が経過しました。
米国式医療や研修の影響を強く受け、若手医師もそれぞれが役割を持ち、地域医療を支えています。
年間 9,000 件
救急受診総数 約30,000件/年
救急搬送件数 約7,400件/年
後期研修プログラムを中心に外科医の育成・定着に努めているところですが、特に夜間救急対応に力を入れていることもあり、常に外科医の力を必要としております。
緊急手術や救急対応、夜間当直等力を発揮できる機会は多く、経験を積まれたい医師にとって良好な条件であるほか、若手医師育成も行っているため、指導医を目指される中堅医師にとっても有意義な経験を積める環境となっております。
中部病院麻酔科の業務はほとんど手術室(全7部屋)での麻酔管理です。集中治療や疼痛緩和には関与していません。主に研修医とペアで1-2部屋手術管理を行います。全身麻酔・脊髄くも膜下麻酔・硬膜外麻酔(単独では少ない)・神経ブロック(腕神経叢ブロック・閉鎖神経ブロック)等、研修医を指導しながら行います。研修医が少ない時はスタッフ1人で麻酔を行うこともあります。
2017年度手術統計(人員体制:スタッフ4~5人+研修医5~6人)
総手術件数4,256件(局所麻酔を含めた総数)
麻酔科管理症例3,930件
*全身麻酔症例2,106件(そのうち硬膜外麻酔併用390件(胸部腹部手術))
*脊髄くも膜下症例1,248件(そのうち硬膜外麻酔併用180件(主に帝王切開術))
*硬膜外麻酔単独8件(肋骨骨折・無痛分娩)
*神経ブロック(主に腕神経叢ブロック)145件
主な部位別の症例は、胸部外科53件(分離肺換気)、心臓外科106件(オフポンプCABG+人工心肺症例)、6歳未満250件、帝王切開401件、脳外科92件(バーホール・VPシャント含む)
やりがいポイント1
沖縄県全域に広がるフィールド(他県立病院・診療所)への応援を頻繁に行っています。
どんな環境においても最善の医療が提供できる実力をつけることができます。
病院での急性期ケアから、医師一人の離島診療所という家族や地域という枠組みを直接感じる地域医療まで、プライマリケアの醍醐味を実感できます。
やりがいポイント2
臨床研修のメッカであるため、指導医として力を活かしたい医師に向いています。当院の臨床研修は開始から50周年を数え、その間全国へ多くの優秀な医師を輩出してきました。
現在も90名を超える研修医が研鑽を積んでいます。