沖縄県立病院
16の離島診療所
島嶼県沖縄の医療圏全域を支える地方公営企業
01県立北部病院
同圏域における地域医療「最後の砦」として、草創期から急性期医療に取り組み、24時間救急医療体制を維持しているほか、平成28年度には地域周産期母子医療センターの認定を受けるなど着実に発展を続けております。また、臨床研修の実施により若手医師の育成にも力を入れています。
04県立精和病院
県立病院唯一の精神科単科病院であり、本県の精神科医療の中核的機能を担う病院として、 離島へき地への精神科医療の協力及び支援を行っています。また、当院の理念として「心を病む人を支え共に歩む」を掲げ、こころの悩みや病を持つ人とその家族に気軽に利用していただけるよう、利用者の身になって考え、誠実に対応することを心がけ医療にあたっています。
沖縄県は多くの離島を抱えた島嶼県です。沖縄県立病院群には、附属診療所が16設置されており、医師、看護師1人体制で運営しています。島で発生する疾患のほとんどは一次医療で、それらの疾患については島の診療所で対処します。残りのうち、緊急を要する症例は、ヘリコプターなどにより本島の病院に搬送し対応します。
原則、医師は島に常駐して診療しておりますが、離島診療所によっては、通いでの医師配置も可能となっておりますので、ご興味がある先生は一度お問い合わせください。
離島診療所でのエピソード/島のポイントをいくつかご紹介します。
島の紹介
エピソード
診療所にやってくる地域の方々は様々です。散歩の途中にゆんたくに立ち寄るおじいさんや、ただ遊びにくる島の子供たち、診察を受けない人も診療所にやって来ます。
おしゃべり上手のおじいさん、おばあさんが集まると待合室はとても賑やかで、笑い声が心地よく、私たち診療所スタッフの方が元気をもらっています。
ときどき、観光で来られた方が帰ってから手紙を送ってくださることもあり、診療の励みになっています。
島の紹介
日本のビーチベスト1に選ばれたニシ浜や星空観測が目的での来島増えています。
島の特産は黒糖、もちきび、泡盛「泡波」が有名です。
75歳以上の人口が20%を超える長寿の島です。小規模多機能型施設があり、要介護の方から自立している方まで様々なサービスを受けています。
石垣島の親病院とも連携し、人生の最期まで安心して過ごせる島です。
エピソード
ブヤー(おじぃ)、パァ(おばぁ)と海水浴を楽しみます。
診療所スタッフが文字通りライフセーバーとして同行します。
歩けない高齢者もスイスイ泳ぐのでびっくりします。
島の紹介
島では年間を通じて行事がとても多く、最大の行事の一つ、旧大晦日の「マースヤー」では、島の方々が各自で三線を弾いて踊りながら一軒一軒を回っていきます。この行事は夜通し行われ、新年を祝います。
知る人ぞ知るダイビングスポットでもあり、5月~7月にはギンガメアジのトルネードを見るために、各地からダイバーが訪れます。
エピソード
映画「なびぃの恋」やかりゆし58の「恋唄」プロモーションビデオの撮影で使われた島です。最近では、「born,、bone、墓音」「洗骨」という映画の舞台になりました。観光地化されておらず、自然豊かで、沖縄の古き良き伝統文化、風景が残されています。マハナからの絶景、夕日、白い砂が1kmも続く、ウーグの浜などがオススメです。
県立病院附属診療所一覧
Our strengths
当県立病院群では、全病院においてER型救急を実施し、24時間365日「断らない医療」を実現しております。研鑽を積まれたい若手医師にとりまして格好の勤務環境となっています。
当病院群は医師育成に全病院を挙げて取り組んでおります。中部病院をはじめとする臨床研修制度においては、ハワイ大学との連携により米国流のプライマリケアが学ぶことができる体制を取っている他、医師の国内・海外留学も実施しております。
地域医療、特に離島地域にあっては、患者の疾患に対する診療能力だけでなく、患者が有する背景や属するコミュニティー等を把握した上での継続的・包括的なアプローチが求められます。このため各病院において「総合診療能力」を重視しており、医師人材の育成に反映させています。
また、地域医療連携を充実させると共に、多職種連携によるチーム医療アプローチにより地域医療の質の向上に努めています。
当病院群では地域の中核病院として高度医療も担っております。心臓血管外科、脳神経外科、周産期医療をはじめとする専門医療は、当県医療圏域をリードする存在となっており、今後ますます高まる需要のなか、更なる発展が求められております。平成28年3月には、南部医療センター・こども医療センターにおいて、従来の成人部門に加え、全国で10番目となる小児救命救急センターの認定を受けることができました。
沖縄県は沖縄本島を始めとする49の有人離島から構成されていますが、これらの地域を5つの医療圏(北部、中部、南部、宮古、八重山地区)に位置付け、それぞれの圏域を1つの県立病院が担っている他、県立病院唯一の精神科単科病院である精和病院、また16の離島診療所を運営し地域医療をカバーしております。
このため、当病院群では、地域と密接に結びついた家庭医を初めとするプライマリ・ケアから、圏域を超えて救急患者を受け入れる断らない救急医療、がん診療拠点病院としての役割や終末期患者の受け入れを担うなど、幅広い医療を提供し県民の生活を支えています。
沖縄県立病院群として、今後も地域のニーズに応えることができる公立病院を目指し、地域の医療提供体制の発展のために全力を尽くして参ります。
【急募】救急科、呼吸器内科、放射線科、透析医、小児科、内科、外科、
脳神経外科、泌尿器科、離島診療所医師
その他の診療科につきましても、随時募集を行っております。
募集状況に関するお問い合わせは、各病院紹介頁または下記問合せフォームからお寄せください。
県立病院でのご勤務を希望される医師を、病院視察ツアーへ招待しております。
詳細につきましては、下記フォームよりお気軽にお問い合わせ下さい。
(留意点) 円滑なマッチングを図るために、履歴書のご提出を御願いしているほか、下記事項についてもご確認させていただいております。ご了承ください。
※住環境のご確認が必要な場合は、ご家族様1名まで同伴していただくことが可能です。お気軽にご相談ください。